【第6回】プレゼン資料の制作ー可読性・視認性・判読性について
こんにちは!TAの郷津です。
さて、本日はプレゼンテーションの授業2回目ですが、来週の発表に向けて準備は進んでますでしょうか?ここでは、来週の発表に向けてプレゼンテーションをより良いモノにする為に、授業の復習と私たちTAからのアドバイスをしていければと思っています!!

本日行ったことについて
さて、本日はプレゼンテーションの授業2回目ですが、来週の発表に向けて準備は進んでますでしょうか?ここでは、来週の発表に向けてプレゼンテーションをより良いモノにする為に、授業の復習と私たちTAからのアドバイスをしていければと思っています!!

本日行ったことについて
- 前回検討したラフ案をもとにプレゼンテーション資料を制作する
- 文字の扱いを気を付ける
- 配色を検討する
- 情報のまとまりを考える
- 伝えたい情報に合った表現を考える
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分かりにくいプレゼン資料とは・・・
一般的に言われる「分かりにくいプレゼン資料」とはどんなものでしょうか?
皆さんもぜひ自分のプレゼン資料を見直してみてください。下に書いた点を意識して理解するだけで、プレゼン資料は分かりやすい資料になっていくかと思います!
- 文字が小さすぎる
- 行と行の間が狭すぎる
- 色が派手で目が痛い
- どこから読めば良いか分からない
- まとまりが無く、読みづらい
- フォントが多すぎて、言いたい事やポイントに注目しづらい ...etc
それでは、
分かりやすいプレゼン資料とは・・・
- 対象物を見たときに一瞬で大体の内容が理解できる
- 次に進む場所にスムーズに視線が移動する
- 雰囲気や内容、順番が間違いなく伝わる
その為に必要な、プレゼン資料制作における重要な3つの要素
1.視認性
2.可読性
3.判読性
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1.視認性(レイアウトや色彩に必要な要素)
目で見た時の見やすさのことを指します。視認性を高くするには、背景色と文字色の組み合わせを考える、見やすい大きさの文字を配置する、といった事が必要となります。視認性を高めることで、受け手の理解を促進する事が出来ます。
- 配置がぐちゃぐちゃだと、どこから読めば良いか分からなくなる
- 対象を見た時に一瞬で大体の内容が理解できる
- 次に読む場所にスムーズに視線が移動する
- 雰囲気や内容、順番が間違いなく伝わる
2.可読性(文字に必要な要素)
可読性とは、読みやすさの度合いを示しており、文字として認識できるかどうかのことです。文字として認識するのは、ぱっとその文字列を見たときに、理解しやすいこと、正確に早く読めること、疲労を感じないこと等が必要となります。
- 情報の内容を整理してグループ化する
- 言いたい事やポイントの文字だけ色を変える
- 使用するフォントを検討する
- 行間や文字間を考える
- 文章の羅列を避ける
フォントについて
フォントを使い分ける事によって、文字の区別をしやすく間違いを避ける事が出来ます。
- ゴシック体やサンセリフ体を使用する方が良い
- タイトルや見出しにはゴシック体やサンセリフ体を使用する
- 小さな文字や細い文字の場合は、フォントを追加する事で可読性を高める
- 影文字や袋文字など装飾の多い文字を多用してしまうと、可読性を損ねてしまう
- 書体によって文字の形状が異なる為、判読しやすい書体を選択する
3.判読性(文章に必要な要素)
判読性とは、文章の分かりやすさの度合いを示すもので、誤読をさせず、正確に文章の意味が伝わるかどうかのことです。専門用語や横文字ばかり使った文章は、意味が分かりづらく、判読性が下がります。
- 誰もが読める文章を考える
- 横文字を使う時は、それが何を意味するのか等も記載する
- 文章のミスが無いか、声に出して読む
- 文字のフォントが文章のテイストと合っているかを考える
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まとめ
今回の資料作りでは、先週の情報整理があったおかげか、スライドの中にキャラクターを作ってそのキャラクターと一緒に話していくプレゼンや、「生き物の強さ」に着目して他の生き物と戦わせるプレゼン等、資料の流れの作り方や発表方法に工夫が見られました。また、スライドの中に入れる情報は少なくして(写真やイラストだけ配置して)、口頭で説明しようしている人達も多く見られました。プレゼンは「資料」だけで説明するのではなく、「資料」と「口頭」で説明する事を理解して今回の授業に取り組んでいる人が多かった事が非常に感激しました!!
来週は発表です!皆さん3週間の成果を発揮できるように頑張ってください!!
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次回について・・・
生き物紹介プレゼンテーション発表
次回は発表なので、授業支援システムに5月28日(月)午前7時までにプレゼンテーション資料を上げてください(遅延厳禁!!)。
【持ち物】
・ノートパソコン
・付箋(75mm×75mm)
・鉛筆(2Bまたはそれ以上の柔らかいもの)
・スケッチブックまたは白い紙
次回のプレゼンテーションは、口頭発表の際にメモを持って発表する事は良いですが、読み上げての発表は禁止です。前を向いて発表出来るように頑張りましょう!!
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