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【第5回】プレゼンテーションの理解と情報の整理

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こんにちは!TAの郷津です。 今回からプレゼンテーションに向けての準備が始まりましたが、皆さんいかがでしょうか? 今までやっていたポスターと何が違うの?という方もいるかと思うので、ここではプレゼンテーションについての解説と、本日のワークについて説明していきたいと思います! 【課題:生き物の特徴を分かりやすくプレゼンテーションする資料を制作するー3分】 -本物の生き物がいる前でプレゼンテーションをする - 対象やターゲットを明確にする - 伝えたいポイント(メッセージ)を明確にする - 話の構成(ストーリー)を明確にする - 文字だけでなく、写真・図解等を組み合わせて、生き物の特徴が伝わるように工夫する -プレゼンテーションの内容を理解できる様にする -プレゼンテーションの内容に納得できる様にする プレゼンテーションとは?・・・・・・・・・・・・・・ 誰かに意見・情報・気持ち等を言葉と言葉以外との手段を使って、相手の注意を 喚起して、相手に理解してもらうこと   【プレゼント_ Present 】=贈り物・贈り物をする、の意  ⇒ 先に送る・前触れが語源 -プレゼンテーションまでの過程 01. 設定を考える 02. どう語るかの構成を考える 03. ストーリーを考える 04. 論理展開を考える 05. 資料を作る 06. 語り方、ジェスチャーを考える 07. 発表 -プレゼンテーションのポイント ・5W1Hー 誰が?誰に?何を?なぜ? プレゼント するのか?  「メッセージ」伝えたい事(思い・理由・目的)をハッキリさせること ・形のないモノ・見えないモノを見えるようにして伝える  design of in-form 本日のワークについて・・・・・・・・・・・・・・ - 前回書き出した生き物の特徴を見直す -必要があれば付箋を書き足す -付箋が出来たら、その言葉や絵の関係性を整理する - 付箋のグループにタイトルをつける - 線で関係性を示す -起承転結を考える -プレゼンテーションを通じてのストーリーを考える ...

【第4回】生き物紹介ポスター発表

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こんにちは!今回はTAの郷津がブログを書かせていただきます! 授業では、今まで行なってきた生き物の調査から実際のポスターに落とし込み、完成させて発表しました。 今回、優秀だった作品を多く発表させて頂きましたが、それらの作品がなぜ評価されたんだろう??どのような所が魅力的だったんだろう??という部分が、皆さん気になっている事かと思います。そこで、ブログではポスターで評価された部分について幾つかポイントを分けて作品と共に紹介していきたいと思います!また、僕らTAからの全体を通しての評価も一緒にしていきます!宜しくお願い致します!!! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 4つの評価のポイント 今回前に選ばれた作品は、全体的に全ての部分で優れていたというよりも(もちろん全ての面で優れていたモノもありましたが)、あるポイントにおいては優れた部分があると感じた作品をピックアップしました。その評価ポイントについて説明していきます。 1.レイアウト こちらの作品は、一番大きなイラストに合わせて文章の構成を行っている所がとてもよく出来ていました。基本的にポスターというのは、どんな情報を人に魅せたいのかが最初にあり、その優先順位でレイアウトが変わってきます。その為ただ文章を左から右に、上から下に羅列するだけでなく、この作品のように最初に魅せたいモノに合わせて文章の構成をしていく事がとても大切になります。 こちらの作品も同様です。一目でシルエットのインパクトが強い為、伝えたい事が分かります。文章構成・文字の組み方等を工夫すれば、更に良い作品になるかと思います。 2.文章・構成 次に、文章へのこだわりや、ポスター全体を通して構成がしっかりとしているかで評価していきました。こちらの作品は、タイトルもそうですが、コウテイペンギンの特徴を大きく3つに分ける事で、人が見た時に何を言いたいのかがハッキリと分かります。このように情報を整理して、分類することで構成としてまとまった作品となっていきます。 こちらの作品は文章の整理が出来ていたというよりも、全体を通してストーリーを感じられました。タイトルが「ゴリラ物語」というのも目を惹きます。全体をぱっと見た時の印象も考えられると、更に良い作品...

【第2回】コンセプトワークと情報の構造化

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こんにちは!TAの山下です。 今日から本格的にコミュニケーションデザイン演習がはじまります。 講義の内容やポイントを忘れないように是非確認してみてください! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 生き物紹介ポスター 課題:生き物の特徴をわかりやすく紹介するポスターを制作する 条件 ポスターは本物の生き物がいるところに提示する ・対象やターゲットを明確にする ・伝えたいポイント(メッセージ)を明確にする ・タイトルとキャッチコピーを含める ・説明の文章を必ず入れる ・写真、図解などを組み合わせ、生き物の特徴が伝わるように工夫する ・ポスターのサイズA3(縦横は自由) ・イラストレーターまたはパワーポイントで作ること 本日の課題1 ・生き物についての情報をたくさん書きだす ・「絵」「言葉」にして表現する ・書き出したら生態、特徴などにグループ分けして貼りだす  -付箋のグループにタイトルをつける  -線で関係性を示す 情報の書き出しの例1 情報の書き出しの例2 グループ分けの例1 グループ分けの例2 グループ分けの例3 ・対象の生き物について、どんなことを伝えるのか整理する  ー伝える順番を考える  -どんなストーリーにするのか考える ・ラフスケッチで情報の配置を検討する 情報の配置の例1 情報の配置の例2 情報の配置の例3 次回 ・動物の情報の構造化をまとめて考えておくこと ・伝える情報、順番、ストーリーをまとめておく 持ち物 ・ノートパソコン ・鉛筆(2Bまたはそれ以上の柔らかいもの) ・サインペン ・付箋(75㎜×75㎜) ・スケッチブック(または白い紙) ・今回考えた内容、資料

【第3回】レイアウト設計ポスター制作

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こんにちは!TAの山下です! 今回は前回調べた動物の生態を伝えるためのポスターの制作をしていきます。 レイアウトって何だろう?illustratorが入ってないけど大丈夫かな?って人はぜひ参考にしてください! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ レイアウトデザインとは? ・レイアウトデザインの基本は「揃える」と「差をつける」という二つの相反するテクニックの組み合わせ ー揃える(まとまりを持たせる) 各要素を関係性のあるものとして表すことができる ー差をつける(変化をつける、強調する) ある要素を目立させたり、情報を読み取る順番をコントロールすることができる 情報の整理 ・制作物の内容で何が重要なのかを考え、重要さの度合いによって順列を考える ・要素の一つ一つを掘り下げ適した表現を検討する。 ・抽出した要素を並べる  -重要なものは大きく、そうではないものは極力小さくする  -適度な余白を作り、見やすさや伝わりやすさを検討する 近接と遠近 ・紙面を整理してわかりやすく見せるためには、共通する要素を近づけて配置する ・細部で揃えて整える気配りをすると紙面が美しくまとまりが表現できる 流れの設計 要素を配置する際は、どのような順序で読ませるかを設計する ・視線の流れを考慮し順番を考えなくても読めるようにする。 反復・繰り返し ・一定の規則に基づいて要素を繰り返すことで、雑多な要素をすっきりと見せることができる 配置する要素の重要度がすべて同等で順列をつけることが難しい場合は「規則性」を追加する 線幅を揃える 線は使用目的に合わせて選び、幅や形を揃えるようにする ー線が書かれていると人は自然に「区切り」を感じる ・線に囲まれていると人は自然に中にある要素を「仲間」と感じる ・線の力は太さに比例して強く感じられる ・不用意にいろんな線を多用しない 枠の想定 ・紙面に仮想の枠を想定し、その枠の中に要素を納めるのがレイアウトの基本 ・枠=版面 版面全体のまとまりを作るための重要な要素 ・版面率が大きいほど配置できる情報は多くなる ・雑誌やカタログ、チラシなどの制作物に向いている ・版面率が小さいほど盛り込む情報量が少なくなる ・多...

コミュニケーションデザイン演習【第1回・ガイダンス】

こんにちは!TAの山下です! ここではコミュニケーションデザイン演習の講義内容や作品を投稿していきます 講義を聞き逃した、みんなの作品が見たい人はぜひ利用してください! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 目的 1・情報やメッセージを視覚化し図解やアニメーションを活用しながら伝えたいポイントを明確にする表現方法を身につける 2・プレゼンテーションやコミュニケーションデザインに欠かせない、動きを伴う表現を学ぶ 目標 ・視覚化の手法を身につける ・伝えたいポイントを整理し、情報を構造化できるようになる ・媒体にあった表現手法をみにつける ・アニメーションや映像を活用できるようになる ポートフォリオの作成 ・重要なポイントやプロセスをまとめてポートフォリオを作成する ・ 外部の人にも見せられる完成度を目指す 成績について  ーポスター(25点)  ープレゼンテーション(25点)  ーアニメーション(30点)  ーまとめのポートフォリオ(20点) ・課題の進捗は、授業内でチェックします ・4回以上の欠席者は評価はD(落第) ・iPadを忘れた場合は、講義時間内に申し込むこと コミュニケーションデザインを上手く活用するには 1.解決すべき課題を念頭に置いて、最適の手段を検討する 2.さまざまな手段や手法を考える 3.自分の感覚で進めない   ーリサーチをして根拠あるコミュニケーションデザインを行う 4.人の気持ちにたってデザインする 絵の上手い下手や、センスと言われているものは関係ありません 次回の持ち物 ・次回からは「生き物紹介ポスター」の制作に入ります ・自分が対象としたい生き物を決め、その生き物についての情報を調べてきてください 持ち物 ・ノートパソコン ・鉛筆(2Bまたはそれ以上の柔らかいもの) ・サインペン ・付箋(75㎜×75㎜) ・スケッチブック(または白い紙)